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『吸血鬼のおしごと』シリーズ

一番好きなライトノベルのひとつです。
発売日をチェックして、リアルタイムで追いかけたのは、後にも先にもこれだけ、というほどハマりました。

吸血鬼のおしごと―The Style of Vampires (電撃文庫)吸血鬼のおしごと―The Style of Vampires (電撃文庫)
(2002/04)
鈴木 鈴

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私が最初に「ライトノベル」というジャンルの存在を知り、
読み始めたきっかけは、友人から薦められた『ブギーポップは笑わない』でした。
それが凄く面白かったので色々と読み漁るようになり、その中で出会った一冊がこの本です。

一冊……というか、正確には三冊ですね。
私が店頭で手に取ったときには、すでに第三巻までが発売され、並べられていましたから。
その三冊をパラパラと立ち読みして、なんだか凄く琴線にクるものがあり、即座にまとめ買いしました。

では、この作品のどこがそんなにキたのか?
今、初めてこの作品を知り、ざっと表紙やあらすじを見た方は、きっと不思議に思われたでしょう。
とにかく手に取って、読んでもらうまでが勝負と、日夜様々な工夫が凝らされているライトノベルです。
その中でなお頭抜けた吸引力をこの本のそれに感じる方は、おそらくあまりおられないと思います。

一つには、当時の私の読書状況、というのもあるでしょう。
ギャグならギャグ、シリアスならシリアスと、どちらかに大きく寄った物を多く呼んでいました。
(前者なら『撲殺天使ドクロちゃん』や『天国に涙はいらない』、
 後者なら『ブギーポップ』や『ダブルブリッド』、『ダーク・バイオレッツ』などです)
なので、ギャグというよりもコメディを基調として、
同じぐらいの配分でシリアスの入ったこの作品が新鮮に見えた、というのもあります。

しかしそれ以上に、流し読みした内容そのものに魅力を感じました。
一見すると、あるいは一読しても、(少なくとも三巻までは)「よくある平凡なライトノベル」に思われるこの作品。
ですが、どうしてどうして、非常に「異質な」ライトノベルだと思うのです。
最終巻まで読めば、そのストーリーだけで誰もが異色作と認定するであろう本作ですが、
実は細部こそ異形に作られており、当時の私はきっと、無意識にそれを感じて惹き付けられたのでしょう。

そして――まあ、これが最大の理由なのですが、
ぶっちゃけ、ヒロインの一人である「雪村舞」が好みすぎたのです!

……こう書くと昨今では「なんだよ、結局ただの萌え豚かよ!」と罵倒されそうなので(笑)
より詳細に説明しますと、彼女と二巻のゲストヒロインである「シギ」のキャラクターから、
作者の鈴木鈴先生はきっと、私と近い(女性の)好みをされているんだろうな、というのを感じたのです。

あれ? やっぱりただの萌え豚ですかね?(汗)
ま、まあこの直感が正しかったことは後に四巻で登場する重要キャラクター、「上弦」で証明されましたので、いいのです!


さて、売り上げ的にはかなり良かったらしいこの作品。
しかし、『ブギーポップ』のような金字塔的作品やアニメ化された『灼眼のシャナ』などに比べますと、
どうしても一般的な知名度や評価、ネット上での「語られ具合」などで大きく劣ると言わざるをえません。
大好きな人間としては、それが寂しく、また悲しくて仕方ないのです。
もっと世に知られ、評価されていい傑作だと、個人的には思っています。

なので、一巻の発売からもう十年近く経つ作品であり、遅すぎるにも遅すぎるかもしれませんが、
少しでもこの素敵な作品を広められるよう、これから一週間かけて、一冊ずつ感想を書いて行こうと思います。
(全七巻、番外編一冊と続編三冊がありますが、とりあえずは本編のみということで)

……感想というよりも、些かレビュー・書評的な文章になりそうですが、
なにぶん思い入れがありすぎて十分な客観性を持たせられる自信がありませんので、あくまで感想ということで。

テーマ : 小説
ジャンル : アダルト

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